フリートーク雑談「官能的サウンド!VTEC搭載のFFスポーツ シビック」

日産、マツダ、トヨタと来まして、そちらもまだまだ紹介したい車もありますが、次はホンダからご紹介しましょう。

こちらも名車なのでご存知の方は多いでしょう、ホンダといえばやはりVTEC、VTECといえばシビックです!

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EG系シビック

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EK系シビック

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FD系シビック

「シビック」という車自体の成り立ちから言いますと、1972年に製造が始まりまして、「civic=市民」の名の通り、一般の家庭に普及させることを目的とした大衆車がシビックです。
政治や歴史に詳しい方は第一次オイルショックやアメリカのマスキー法を背景に、副燃焼室を使ってリーンバーンを発生させるCVCC式エンジンを作り上げたことが有名で・・・
という話はさておき、やはりMSG、スポーツカーのお店ですからスポーツカーのシビックをお話がしたいですね(笑)

元々シビックワンメイクレースがあるのでスポーツイメージもあるのですが、大きく変わったのは4代目シビック(EF系・通称グランドシビック)のマイナーチェンジでVTEC搭載のB16Aが搭載されたところからが大きく変化していきます。
B16Aエンジンは1600ccで自然吸気ながら160psを絞り出すというハイパワーエンジンで、当時1リッター辺り100psを出すエンジンは他社には当然ありませんでした。そのぐらいすごいことだったんです。
その秘密は可変吸気機構の「VTEC」を搭載することによってなんと8500rpmという高回転まで回すことができる機構。当時のホンダF1ブームとも合わさり、まさに「POWERD by HONDA」を体現したエンジンだったのです。

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※この画像はインテグラのものです(;'∀')

その後5代目シビックEG系(通称スポーツシビック)にもB16Aが搭載され、大人気を博しました。
6代目シビックEK系(通称ミラクルシビック)には改良されたB16Bが搭載され、ホンダのスポーツイメージを統合する「タイプR」が設定されました。
7代目(EU型)、8代目(FD型)では「K20A」という2リッターエンジンにバトンタッチし、これもまたVTECでとてつもないパワーを出すエンジンで人気でした。

そこからシビックが海外専用モデルになったりして紆余曲折ありますが、現在は2リッターターボになってシビックタイプRが現在も販売されています。(正確に言うと次期型の発売待ちで現在は販売停止してますが)

とにもかくにもエンジンが注目されがちなシビックですが、車体の作り込みも素晴らしく、FFスポーツの代名詞として今でもサーキットで活躍している車両が多いです。昔は「FFでパワーを出すと曲がらないしダメだ」とも言われたような時代もあったのですが、時代の進化に合わせ、FFというベースは変えずにハイパワーをしっかりと走る力に変える車作りがされていってます。

とはいえ、日本どころか世界中でなぜここまでシビックのエンジンがもてはやされるのか、乗った事無い人にはピンとこないんじゃないかと思います。
ぜひ乗って「VTEC」を体感してみてください。言葉で表現するのは野暮かもしれません。
あのパワー感、官能的なサウンド、高揚感、たくさんの人を虜にした意味が一瞬で理解できると思いますよ。これだけは世界中探しても他に代わりがないエンジン、そう言えるエンジンです。

さて次回はVTECといえば2台巨頭、もう一台の名車インテグラ、の予定です(*‘∀‘)




※雑学ですがシビックにはモデルごとに通称がついており、EF系を「グランド」、EG系を「スポーツ」、EK系を「ミラクル」という呼び方を知っておくとツウな感じがしますよ!

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