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毎年春になると、すべての自動車オーナーのもとに届く「自動車税(種別割)」
排気量に応じて数万円、時には10万円近くになることもあるため、家計にとって決して小さくない出費ですよね。
この自動車税は、毎年4月1日時点の所有者が、その年の4月から翌年3月までの1年分を「前払い」する仕組みになっています。
ここで多くの方が疑問に思うのが、「年度の途中で車を売却したら、払いすぎた税金はどうなるの?」という点です。
「手放したんだから、残りの数ヶ月分は戻ってくるはず」と思っている方もいれば、「一度払ったものは戻ってこない」と諦めている方もいます。
結論からお伝えすると、正しい知識を持っていれば、払いすぎた自動車税はしっかりと手元に戻ってきます(※還付または査定額への上乗せ)。
しかし、車の売却手続きや買取店選びを一歩間違えると、本来戻ってくるはずの税金分をまるまる損してしまうケースも少なくありません。
さらに、車好きを悩ませる「13年超えの重課」という法律の壁も存在します。
本記事では、愛車を手放すときに絶対に損をしないための「自動車税還付の仕組み」から、旧車・ネオクラシックカーオーナーが知っておくべき「13年超え増税の常識」、そして賢く売却するためのポイントを徹底的に解説します。
1. 【基本の常識】車を売ると自動車税は戻ってくる?
まず最も大切な結論ですが、年度の途中で車を売却(抹消登録)した場合、払いすぎた自動車税は「月割り」で還付(返金)されます。
たとえば、5月に1年分の自動車税を全額支払ったあと、8月に車を手放したとします。
この場合、9月から翌年3月までの「7ヶ月分」の税金が、月割りで計算されて手元に戻ってくる仕組みです。
ただし、これには自動車の「種類」によって大きな違いがあるため注意が必要です。
普通車と軽自動車の決定的な違い
自動車税の還付制度において、最も気をつけなければならないのが「普通車」と「軽自動車」の違いです。
普通車(登録自動車):
法律に基づき、年度の途中で抹消登録(廃車手続きなど)を行えば、確実に月割りで税金が還付されます。
軽自動車(軽自動車税):
ここが最大の盲点です。軽自動車税には「月割り還付」の制度がありません。4月1日時点で所有していた人が1年分を全額支払う義務があり、たとえ4月2日に廃車にしても、1円も戻ってこない仕組みになっています。
そのため、軽自動車を売却・処分する場合は、3月中までに手続きを完了させないと、乗らない車の税金を丸ごと1年分支払うことになり、非常に損をしてしまいます。
「還付」と「査定額への上乗せ」の違い
買取店に車を売却する場合、税金の戻り方には大きく分けて2つのパターンがあります。
1つ目は、車を完全に「廃車」にする場合です。
この場合は、後日、都道府県の税務事務所からオーナーの自宅へ直接「還付通知書」が届き、銀行などで現金を受け取ることができます。
2つ目は、買取店が次のオーナーへ「名義変更」をして再販する場合です。この場合、法律上の還付金は発生しません。
そのため、優良な買取店であれば、払いすぎた数ヶ月分の税金相当額を「買取査定額にプラス」してオーナーに還元するのが一般的な常識となっています。
2. 買取時に損をしないためのチェックポイント
車を売却する際、自動車税の扱いについては買取店によって対応が大きく異なります。
悪質な業者や、説明の不親切な店舗に捕まってしまうと、税金分が有耶無耶にされてしまうことがあるため、以下のポイントを必ずチェックしてください。
① 提示された査定額に「自動車税」が含まれているか確認する
売却の契約を結ぶ前に、必ず「この査定金額の中に、自動車税の月割り分は含まれていますか?それとも別ですか?」と担当者に質問してください。
優良な店舗であれば、契約書や見積書に「車両本体価格:〇〇円」「自動車税相当額:〇〇円」と明確に内訳を記載してくれます。
一番危険なのは、「全部コミコミでこの金額です」と言われ、内訳が分からないケースです。
本来なら数万円戻ってくるはずの税金分が、車両本体価格のなかに紛れ込んで安く買い叩かれている可能性があります。
② 売却する「タイミング(月)」を意識する
自動車税は月割り計算のため、売却する手続きが「月末」か「月をまたぐか」で、戻ってくる金額が1ヶ月分(数千円)変わってしまいます。
ここで注意したいのは、「車を買取店に引き渡した日」ではなく、「買取店が陸運局で名義変更や抹消の手続きを完了した日」が基準になる点です。
たとえば、25日に車を引き渡しても、買取店の書類手続きが翌月の3日になってしまうと、1ヶ月分損をしてしまいます。
契約時には、「いつまでに名義変更の手続きが完了するか」をしっかり確認し、可能であれば書面に残してもらうと安心です。
3. 車好きの頭を悩ませる「13年超え・18年超え重課」の壁
ここからは、JDMスポーツカーや旧車、ネオクラシックカーを愛するオーナーにとって避けて通れない「自動車税の増税」について解説します。
日本の税制では、地球環境保護の名目のもと、新車登録から一定の年数が経過した古い車に対して、自動車税を重くするペナルティのような制度が存在します。
「13年」と「18年」で税金はここまで跳ね上がる
ガソリン車(およびLPG車)の場合、新車としての最初の登録から13年が経過すると、自動車税が約15%増税されます。
さらに、18年が経過すると、重課の割合がさらに高くなります。
具体的に、排気量2.0Lのスポーツカー(アルテッツァ、シルビア、インプレッサ、ランエボなど)を例にして、どれくらい税金が変わるかを見てみましょう(※2019年9月30日以前登録車の基準)
通常(13年未満): 39,500円 / 年
13年経過後(約15%増税): 45,400円 / 年
年間でおよそ6,000円の負担増となります。
これだけなら「少し高くなったな」で済むかもしれませんが、これが排気量3.0Lクラスの旧車(チェイサー、スープラ、フェアレディZなど)になると、元の税金が51,000円のため、13年超えで58,600円まで跳ね上がります。
さらに自動車税だけでなく、車検の度に支払う「重量税」も13年、18年のタイミングで段階的にガツンと増税されるため、古い車を維持するコストは年々雪だるま式に膨らんでいくのが日本の現状です。
なぜ古いスポーツカーの維持費は高くなるのか
大切に乗っている愛車なのに、年数が経つだけで税金が上がるのは納得がいかないお気持ちの方も多いと思います。
国としては、「古い車は燃費が悪く、排出ガスも現代の車に比べて環境負荷が高いため、新しいエコカーに乗り換えてほしい」という意図があります。
しかし、車好きにとって、当時のターボエンジンやメカニカルなFR駆動の楽しさは、現代の最新ハイブリッドカーでは絶対に味わえない唯一無二のものです。
そのため、多くのオーナーがこの「増税の壁」に耐えながら愛車を維持していますが、年式が古くなればなるほど、税金だけでなく「純正パーツの製廃」による部品代の高騰や、修理箇所の増加というトリプルパンチに悩まされることになります。
4. 増税や維持費の限界を感じたときの選択肢
「どれだけ愛着があっても、毎年の税金や車検代、度重なる故障の修理費を考えると、そろそろ維持が限界かもしれない…」
古いスポーツカーやカスタムカーに乗っていると、誰もが一度はこのような悩みに直面します。
もし、愛車の手放しを考え始めたとき、オーナーとしてどのような選択肢があるのかを整理しておきましょう。
① 一般の買取店やディーラーに下取りに出す
次の新しい車への乗り換えが決まっている場合、最も手軽なのがディーラーでの下取りや、テレビCMをやっているような大手の一般買取店への売却です。
しかし、ここに大きな罠があります。
一般の買取店やディーラーの査定基準は、基本的に「年式が新しく、走行距離が少なく、ノーマル状態の車」を高く評価するように作られています。
そのため、13年や18年を超えた古い車は、彼らにとって「ただの古い中古車」であり、市場価値ゼロ(最悪の場合は処分費用を請求される)と判断されてしまうことが多々あります。
また、こだわりのカスタムパーツがついていても、「純正部品がないから」という理由で大幅にマイナス査定されてしまうケースも少なくありません。
② 廃車専門の業者に依頼する
「エンジンがかからない」「大きな事故をして動かせない」という状態の場合、スクラップにする前提で廃車引き取り業者に頼む方法もあります。
この場合、自動車税の月割り還付金は確実に戻ってきますし、鉄くずとしての価値で数万円になることもあります。
しかし、ベースが人気のスポーツカーや旧車の場合、廃車にしてバラバラにしてしまうのは、金額的にも歴史的にも非常にもったいない行為です。
たとえ動かなくても、その車には一般の廃車業者が想像もできないような「特別な価値」が眠っているからです。
まとめ:古い車、カスタム車の価値を正しく見極めるMSGへ
毎年の自動車税が増税され、維持費の負担が大きくなって愛車を手放す決意をしたとき、一番大切なのは「その車の本当の価値を100%理解してくれるお店に預けること」です。
私たちMSGは、スポーツカー・旧車・カスタムカーの専門店です。
一般の買取店では「13年を過ぎた古い車だから価値がない」「改造多数で査定できない」「動かないから廃車費用がかかる」と断られてしまうようなお車であっても、私たちは全く違う視点で査定を行います。
なぜなら、車好きに愛されてきた名車たち(シルビア、ランエボ、シビック、フェアレディZなど)は、年数が経って税金が上がろうとも、世界中に熱狂的なファンが存在し、今なおJDM(日本仕様のスポーツカー)として絶大な人気と需要を誇っているからです。
パーツひとつ、エンジンひとつ、あるいはオーナー様がこれまで大切に維持されてきたコンディションそのものが、私たちにとっては大きな価値となります。
もちろん、本記事で解説した「自動車税の月割り分」についても、不透明なコミコミ価格にするのではなく、専門店ならではのクリアな基準でしっかりと査定額に反映・上乗せいたします。
「増税を機に乗る頻度が減ってしまった」「古い車だから値段がつかないと諦めていた」という方は、ぜひ一度MSGにご相談ください。
地元の埼玉県はもちろん、関東近郊、そして日本全国どこへでも無料で出張査定にお伺いいたします。
動かなくなってしまった不動車や、サーキット等での事故車のレッカー引き取り、面倒な名義変更や税金関係の書類手続きも、すべて専門スタッフが無料で代行いたします。
まずはLINEやホームページの問い合わせフォームから、あなたの愛車の思い出やこだわりと一緒に、お気軽にご相談くださいね。
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